投資信託には、いろいろなタイプの投資信託があります。現在運用されている投資信託は約5,000種類もあるとされています。その中から自分にぴったりな投資信託を選ぶのは至難の業です。でもあきらめないで、アナタの投資スタイルというか目的を明確にすることで最適な投資信託が見えてきます。


投資の目的をはっきりさせる

アナタの投資の目的をはっきりさせましょう。使う予定のない余剰資金を中長期で運用したいと思っている方や、銀行に預金しても増えないので投資信託を、と思っている方もいらっしゃるでしょう。投資の目的をはっきりさせることでアナタが選ぶべき投資信託が見えてきます。

主な投資の目的としては、
  1. 老後の資金(長期運用:10年~)
  2. 結婚資金(中期運用:5年~)
  3. 子供の教育費(中期運用:5年~)
  4. 住宅購入資金(中長期運用)
上記の4つが一般的です。期間は、投資を始める時期や年齢によって変わります。

運用期間を決める

投資目的がはっきりしたら、次は投資期間を決めます。始める時期、年齢で差はありますが10年以上は長期、5年~10年なら中期とアナタの人生において、結婚はいつまでに、と大体で良いので計画を立てます。未婚者の方で子供の教育資金の準備をしたい方なら、結婚後の子育て期間を計画し、運用期間を決めましょう。こういった感じで大まかな計画で良いので目的、期間を決めます。深く考えすぎるといつまでも投資デビューできません。定期的に見直すこともできるのでサラッと決めましょう。

準備する資金の重要度を決める

準備する資金の重要度を決めるということは、優先順位をつけることであって、優先度が低いものは準備をしないということではありません。毎月の投資額の中から、どれにいくら投資するか?割合を決め、準備する資金すべてに投資するように心がけましょう。

どうしても、投資資金の中から準備できない資金も出てくると思いますが、たとえ1000円からでも準備するのとしないのとでは、1000円で1年後に12000円の差が付きます。投資は、長期・積立・分散が基本なので、若いうちに長期間運用するためには早く始めることが大事です。

まとめ

投資は、ついつい後回しにしがちですが早く始めて長期間運用することが大切です。そして、目的を明確にすることで、投資信託を選ぶ目安になります。お給料を貯金して万が一に備える時代は過去のやり方です。このまま悪いインフレが続くと、預貯金は実質的にはお金を減らすリスクにつながります。会社員だからこそお金にも働いてもらうべきなんです。